こんにちは!レイニー先生です♪
英語の疑問文は、会話の中で相手に質問したり、気持ちを確かめたりするときに欠かせない大切な要素です。
実は、中学英語で学んだ文法をしっかり身につけるだけで、スムーズな会話ができるようになるんです!
今回の記事では、「英語の疑問文」をゼロからわかりやすく解説します。
基本の What / Where / Why / How の使い方から、ちょっと応用的な質問の作り方まで、
日常でそのまま使える例文を交えてご紹介します。
英会話に苦手意識がある方も大丈夫。
“知ってる英語” を “使える英語” に変えていくことで、きっと会話が楽しくなりますよ。
ぜひこの記事で理解を深めて、あなたの英語での「質問力」を一緒に育てていきましょう!
疑問文の基本構造と押さえるポイント
英語の疑問文をスムーズに使いこなすには、それぞれの文型に共通するポイントを理解しておくことがとても大切です。
まず一番の特徴は、主語と動詞の位置が入れ替わること。
この語順の変化によって、文が質問の形になります。
例えば──
- be動詞の疑問文:be動詞を文頭に置く
例)Are you busy?(忙しいですか?) - 一般動詞の疑問文:do / does を文頭に置く
例)Do you like coffee?(コーヒーは好きですか?)
それぞれのルールを整理して覚えると、疑問文づくりがぐんとラクになります。
また、Yes / No の答え方にも違いがあります。
- be動詞:Yes, I am. / No, I’m not.
- 一般動詞:Yes, I do. / No, I don’t.
こうした細かい違いも、実際の会話で何度も口に出して練習することで自然に身についていきます。
英語の疑問文はリズムがとても大切!
声に出して、テンポを感じながら練習してみてくださいね。
be動詞を使った疑問文
be動詞の疑問文は、英語の中でも“基本のキ”と言えるほど大切な形です。
構造はとってもシンプル。
👉 主語の前にbe動詞を置くだけ!
例えば、
💬 You are busy.(あなたは忙しいです)
を疑問文にすると、
💬 Are you busy?(忙しいですか?)
となります。
主語や時制によって am / is / are の形を使い分けるのがポイントです。
日常会話でも登場頻度がとても高いので、ここをマスターすれば英会話の幅がぐっと広がります✨
be動詞の疑問文の作り方
作り方はとても簡単!
1️⃣ be動詞を文頭に置く
2️⃣ 主語をその後ろに
3️⃣ 残りの語を続ける
例:
💬 She is a student. → Is she a student?(彼女は学生です → 彼女は学生ですか?)
短い文を何度も声に出して練習するのがおすすめです。
リズムで覚えてしまうと、会話の中で自然に口から出てくるようになります。
be動詞の疑問文の答え方
答えるときは、まず Yes / No を言ってから、be動詞を繰り返します。
- 💬 Yes, I am.(はい、そうです)
- 💬 No, I’m not.(いいえ、違います)
相手が Is he your friend?(彼はあなたの友達?)と聞いたら、
💬 Yes, he is. / No, he isn’t. と返すだけ!
短縮形(I’m / he’s / isn’t)を使うと、よりナチュラルで会話らしい響きになります。
リズムで覚えて、音読しながら体に染み込ませましょう。
一般動詞を使った疑問文
be動詞と並んで、英語の会話でよく使うのが「一般動詞の疑問文」です。
ここでは do / does / did を使って質問を作るのがポイント!
基本のルール
主語によって使う助動詞が変わります👇
- 主語が I / you / we / they のとき → do
- 主語が he / she / it のとき → does
例えば:
💬 You speak English. → Do you pspeak English?
💬 He speaks English. → Does he speak English?
このとき、動詞は必ず 原形に戻す のがルールです。
(He speaks → Does he speak)
過去形のときは「did」
過去のことをたずねるときは did を使います。
💬 He lived in Tokyo. → Did he live in Tokyo?
👉 “lived” が “live” に戻るのを忘れずに!
このように、時制に合わせて do / does / did を使い分けることが、
自然な疑問文のコツです。
一般動詞の疑問文の作り方
1️⃣ 文頭に do / does / did を置く
2️⃣ 主語を続ける
3️⃣ 動詞は原形で!
💬 Do you like coffee?(コーヒーは好き?)
💬 Does he work in Tokyo?(彼は東京で働いてるの?)
💬 Did they watch the movie?(彼らはその映画を見たの?)
一般動詞の疑問文の答え方
質問に答えるときも、do / does / did を使って返します。
💬 Do you like cats?
→ Yes, I do. / No, I don’t.
💬 Does he play the piano?
→ Yes, he does. / No, he doesn’t.
💬 Did they go to Kyoto?
→ Yes, they did. / No, they didn’t.
👉 人称(I / he / they)を正しく変えるのも大事なポイント!
助動詞を使った疑問文
can や will などの助動詞を使った疑問文は、日常英会話でとってもよく登場します。
この形をマスターすれば、「お願いする」「提案する」「許可を求める」など、ぐっと表現の幅が広がります✨
助動詞の疑問文の基本ルール
作り方はとてもシンプル!
👉 助動詞を文頭に置いて、主語+動詞の原形を続けるだけ。
例えば:
💬 You can swim. → Can you swim?(泳げますか?)
💬 You will go. → Will you go?(行くつもり?)
助動詞が持つ意味がそのまま文全体のトーンに反映されるのが特徴です。
だから “can” なら「できる?」、“will” なら「するつもり?」といった
ニュアンスが自然に伝わります。
主な助動詞とニュアンス
| 助動詞 | 意味・ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|
| can | 〜できる?(能力・可能) | Can you play the piano?(ピアノ弾ける?) |
| will | 〜するつもり?(意志・予定) | Will you join us?(一緒に来る?) |
| should | 〜したほうがいい?(助言) | Should I call her now?(今電話したほうがいい?) |
| must | 〜しなければならない?(義務) | Must I finish this today?(今日中に終わらせなきゃ?) |
💡どの助動詞も疑問文のルールは共通ですが、意味の違いを意識することで自然な英会話ができます。
助動詞の疑問文の作り方
1️⃣ 助動詞を文頭に置く
2️⃣ 主語を続ける
3️⃣ 動詞は原形に戻す
💬 She can speak English. → Can she speak English?(彼女は英語を話せますか?)
💬 He will come tomorrow. → Will he come tomorrow?(彼は明日来る?)
👉 助動詞の意味が文全体に影響するので、前後の文脈も意識して使い分けましょう。
助動詞の疑問文の答え方
助動詞を使った疑問文に答えるときは、同じ助動詞を使って返すのが基本です。
💬 Can you help me?
→ Yes, I can. / No, I can’t.
💬 Will you go with me?
→ Yes, I will. / No, I won’t.
💬 Should I bring my jacket?
→ Yes, you should. / No, you shouldn’t.
💡ここで間違えやすいのが、「Yes, I do.」など do/doesを使ってしまうこと!
助動詞の疑問文では、必ず助動詞で答えましょう。
完了形の疑問文
現在完了形や過去完了形を疑問文で使えるようになると、英語での表現力がぐっと広がります。
「経験を聞く」「今までに〜したことある?」「もう終わった?」など、
日常会話でもよく登場する重要な文型です。
現在完了形の疑問文
現在完了形の疑問文は、have / has を文頭に置き、主語+過去分詞を続けます。
💬 You have visited Kyoto.
→ Have you visited Kyoto?(京都に行ったことありますか?)
💬 She has finished her homework.
→ Has she finished her homework?(彼女は宿題を終えましたか?)
👉 “have” や “has” を先頭に持ってくるだけでOK!
語順を変えるのがポイントです。
現在完了形の使い方(3つの代表パターン)
1️⃣ 経験:今までに〜したことがある
💬 Have you ever been to Canada?(カナダに行ったことありますか?)
2️⃣ 完了:もう〜した
💬 Have you finished your lunch yet?(もうお昼食べ終わった?)
3️⃣ 継続:ずっと〜している
💬 Have you lived in Tokyo for a long time?(ずっと東京に住んでいますか?)
過去完了形の疑問文
過去完了形では、had を文頭に置きます。
💬 You had finished your homework before dinner.
→ Had you finished your homework before dinner?
(夕食前に宿題を終えていましたか?)
💡過去完了形は「過去のある時点より前に完了していた」ことを尋ねるときに使います。
会話では物語のような説明で登場することが多いです。
答え方のルール
疑問文に答えるときは、Yes / No のあとに 助動詞を繰り返すのが基本。
- 現在完了形:
💬 Have you seen it? → Yes, I have. / No, I haven’t. - 過去完了形:
💬 Had you met him before? → Yes, I had. / No, I hadn’t.
💡 “do” や “did” ではなく、have / had を使うのがポイント!
疑問詞を使った疑問文
**疑問詞(Wh-Questions)**を使うと、YesやNoだけでは終わらない、
より具体的な答えを引き出すことができます。
会話の幅を広げたいなら、ぜひマスターしておきたい文型です✨
疑問詞とは?
代表的な疑問詞はこちら👇
- What(何)
- Where(どこ)
- When(いつ)
- Who(誰)
- Which(どれ)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
これらの疑問詞を文頭に置き、後ろにbe動詞や助動詞・一般動詞の疑問文構造を組み合わせます。
疑問詞の基本ルール
👉 疑問詞 + (助動詞 / be動詞) + 主語 + 動詞 + ?
例:
- What do you do?(あなたは何をしていますか?)
- Where are you from?(どこの出身ですか?)
- Why are you late?(どうして遅れたの?)
- How do you study English?(どうやって英語を勉強していますか?)
この形を覚えると、相手に自然に質問ができます!
疑問詞が主語のときの注意点
疑問詞そのものが主語になるときは、do / does / didを使いません。
例:
- Who called you?(誰があなたに電話したの?)
- Who broke the window?(誰が窓を割ったの?)
💡ポイント:
「Who」自体が主語なので、文の中で動詞がすぐに続きます。
この形に慣れておくと、ネイティブの質問もきっと聞き取れるようになります♪
疑問詞別の使い分け
| 疑問詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| Who | 誰 | Who is your teacher?(先生は誰ですか?) |
| What | 何 | What are you doing?(何してるの?) |
| Where | どこ | Where do you live?(どこに住んでいますか?) |
| When | いつ | When did you start English?(いつ英語を始めたの?) |
| Why | なぜ | Why are you crying?(どうして泣いてるの?) |
| How | どのように | How do you get to school?(どうやって学校に行くの?) |
会話でよく使う定番フレーズ
💬 What do you think?(どう思う?)
💬 Where did you buy it?(どこで買ったの?)
💬 When can we meet?(いつ会える?)
💬 How was your day?(今日どうだった?)
💬 Why not?(なんでダメなの?/もちろん!)
👉 特に What do you think? と How was your day? は、
ネイティブの会話で毎日のように使われる表現です。
付加疑問文のポイント
**付加疑問文(Tag Question)**は、
相手に同意や確認を求めたいときに使う便利な表現です。
💬 例:
It’s hot today, isn’t it?(今日は暑いね、そうでしょ?)
文の最後に「, isn’t it?」のような**タグ(tag)**をつけることで、
会話がやわらかくなり、相手に自然に話しかけるようなトーンになります。
基本ルール
✅ 肯定文 → 否定のタグ
✅ 否定文 → 肯定のタグ
つまり、文と反対の形を最後に付けるのがポイントです。
💬 You’re tired, aren’t you?(疲れたでしょ?)
💬 She isn’t coming, is she?(彼女、来ないんだよね?)
👉 「そうだよね?」という優しい確認のニュアンスになります。
作り方のルール
1️⃣ 文の中の動詞(be動詞・助動詞・doなど)を確認する
2️⃣ その動詞を反対の形(肯定⇔否定)で文末に置く
3️⃣ 主語は代名詞に置き換える
💬 He can swim, can’t he?(彼、泳げるよね?)
💬 You don’t like coffee, do you?(コーヒー好きじゃないんだよね?)
💬 They were at home, weren’t they?(彼ら、家にいたよね?)
答え方のコツ
付加疑問文はYes / Noで答えられますが、
相手のトーンや気持ちをくみ取るのが大事です。
💬 It’s cold today, isn’t it?
→ Yes, it is!(うん、寒いね!)
💬 He doesn’t eat meat, does he?
→ No, he doesn’t.(そう、食べないよ)
👉 「質問」というよりも「共感」を生み出す会話表現です。
ネイティブの会話での使い方
実際の会話では、イントネーションでも意味が変わります。
🔹 上がり調子(↗) → 本当に確認したいとき
You’re free tomorrow, aren’t you?(明日空いてるよね?)
🔹 下がり調子(↘) → 同意を求めるとき
It’s a nice day, isn’t it?(いい天気だねぇ)
💡 音声や発音を意識して練習すると、より自然になります。
否定疑問文の活用
否定疑問文は、驚きや意外さを表したり、
相手に「そうじゃないの?」と再確認を求めたりするときに使う表現です。
💬 例:
Don’t you like it?
(本当に好きじゃないの?)
👉 「好きだと思ってたけど、違うの?」というようなニュアンスになります。
文頭に don’t や isn’t などの否定形を置くのが特徴です。
使うときのポイント
否定疑問文は、通常の肯定疑問文よりも少し強めの印象を与えることがあります。
ですので、フォーマルな場面よりも、親しい間柄の会話で使われることが多いです。
💬 Isn’t she coming today?
(彼女、今日来ないの?)
💬 Didn’t you call him?
(彼に電話しなかったの?)
👉 「来ると思っていた」「電話すると思っていた」など、
話し手の“予想”や“驚き”を表すときに使います。
イントネーションの違いにも注意!
英語では、声のトーンによって意味が変わることがあります。
🔹 上がり調子(↗):純粋に確認したいとき
→ Didn’t you see her?(彼女、見なかったの?=本当に見てないの?)
🔹 下がり調子(↘):意外・驚きのニュアンス
→ Didn’t you see her?(彼女を見たと思ってたけど?)
💡 同じ文でも、声の上げ下げで印象が大きく変わるんです。
会話でよく使う否定疑問文の例
- Don’t you think so?(そう思わない?)
- Isn’t it beautiful?(きれいじゃない?)
- Haven’t we met before?(以前会ったことない?)
- Didn’t you go to the party?(パーティー行かなかったの?)
- Isn’t he kind?(彼って優しくない?=優しいよね?)
👉 日本語では「〜じゃない?」という柔らかい確認の言い方に近いですね。
間接疑問文で表現の幅を広げる
英語で丁寧に質問をしたいときに便利なのが 間接疑問文(Indirect Questions) です。
直接「Where is he?(彼はどこ?)」と尋ねるよりも、
柔らかく、丁寧に聞きたいときにぴったりの表現です。
間接疑問文の特徴
間接疑問文では、
I wonder や Could you tell me などのフレーズを文頭に置き、
そのあとに 主語+動詞の順(=平叙文の語順) を続けるのがポイントです。
💬 例:
- Could you tell me where he lives?
(彼がどこに住んでいるか教えてもらえますか?) - I wonder what time it is.
(今何時なんだろう)
👉 疑問文のように「is he」ではなく「he is」となる点が特徴です。
また、間接疑問文は疑問符ではなく ピリオド(.) で終わることも多く、
文法的には「疑問文+平叙文」 が組み合わさった形になります。
構造と作り方のルール
1️⃣ I wonder / Could you tell me / Do you know などを文頭に置く
2️⃣ 疑問文の語順を平叙文に戻す
3️⃣ 文末には疑問符ではなくピリオドでOK(特にI wonderの場合)
💬 例:
- ❌ I wonder what time is it.
- ✅ I wonder what time it is.
また、疑問詞がないときは if や whether を使って
「〜かどうか」を表現します。
💬 例:
- Do you know if he is coming?
(彼が来るかどうか知っていますか?) - I’m not sure whether it will rain today.
(今日は雨が降るかどうか分かりません)
まとめ
英語の疑問文には、さまざまなパターンがあり、それぞれにルールと使い方のコツがあります。
本記事では、be動詞・一般動詞・助動詞から、付加疑問文・否定疑問文・完了形・疑問詞・間接疑問文まで、
日常で役立つ例文とともに解説してきました。
どの疑問文でも大切なのは、語順と答え方のパターンを理解すること。
まずは丸ごと例文を覚えて声に出すことで、自然なリズムが身についていきます。
慣れてくると、自分の言葉で自由に質問を組み立てられるようになります。
疑問文を使いこなせるようになると、相手の話を引き出すだけでなく、
会話そのものをリードできるようになるのも大きな魅力です。
焦らずに、一文ずつ音読・実践を重ねながら、
英語での会話をもっと楽しく、もっと自分らしく広げていきましょう。
そして、「もっと自然に英語で話せるようになりたい!」と感じた方は、
ぜひ一度、イングリッシュ・パートナーズの体験レッスンへお越しください。
レッスンでは今回のような文法を、実際の会話の中で“使える英語”として身につけていきます。
あなたの英語が、ここからさらにスラスラと輝き出します

